Posted by : Kyoko Mstra 2014年7月18日金曜日

《会員エッセイ》



「フリーランス翻訳者はもうやめよう。私には向いていない。会社員になろう!」
・・・と決意し、事務として特許事務所に入所してから約9年。


事務として就職したものの、「半分ぐらい翻訳もやってみない?」と言われ、初めて特許翻訳に携わることになりました。そして、半分のはずが翻訳の比率が増えていき、やがて所内翻訳者という立場になりました。


ですので、インハウス翻訳者になって約9年です。


フリーランスでもインハウスでも仕事内容は同じ翻訳。ところが、私には会社員という働き方が合っているようです。


なぜならば・・・


一歩外に出たら完全OFF
タイムカードを切った瞬間、スイッチオフ。仕事を持ち出すことができないので、我が家は完全翻訳フリーゾーンです。私は時間管理が不得意ですので、フリーランス時代は時間に追われる時代でした。


同僚
気分転換をしたいとき、周りに人がいます。一言、二言話すだけでもリフレッシュします。質問があれば、同僚の翻訳者のみならず技術者や弁理士に聞くこともできます。


パソコン関係人任せ
パソコンやネット環境の設定を自分でする必要がありません。辞書も既にインストールされています。


約9年の間、翻訳者としてはレアな経験もさせていただいております。

それは海外出張です。


訴訟関係でイギリスに2回、ドイツに1回行きました。

特許権を取得しても、特許に対する異議申し立てを受けたり、無効審判を請求されたり、または他社の特許権を侵害したとして訴えられたりすることがあります。訴訟では重箱の隅をつつくような攻撃を受けます。たった一つの用語でも攻撃の対象になり得ることを実感しました。


これも会社員であるからこそ経験できたことです。

来年は私にとって所内翻訳10周年記念。ささやかなお祝いをしようと思います。



Hiroko

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